当事務所のホームページにお越しくださいまして、有難うございます。
　ここにお越しの方の殆どが、薩摩川内市、さつま町に何らかの関わりのある方だと思います。今現在、薩摩川内市、さつま町にお住まいの方、あるいは、ご家族を残して県内外に出られた方のいずれかでしょうか。
　かく言う私も、高校卒業と同時に進学のために一度、生まれ育った薩摩川内市を離れました。父も、さつま町の出身でしたが、若いころ東京に出たクチです。ちなみにご先祖様は宮之城島津の家来だったそうで、島津家の墓所のある宗功寺公園の外れに山本家の墓もあり、子供のころいつも墓参りに連れて行かれました。今は鬼籍に入った父も、そこに眠っています。

　司法書士の資格を取った時は、大阪の妻の実家にお世話になっていたので、かの地で仕事をすることも一度は考えました。しかし故郷に帰って仕事がしたい、薩摩の男として息子たちを育てたい、という思いが強く、関西出身の妻を説得して平成１８年に帰川、『さつま中央司法書士事務所』を開設し、愛する薩摩川内市、さつま町で仕事ができることになりました。爾来「故郷の人々の安心な暮らしを守るかけがえのない社会資源になる」を目標として日々東奔西走しています。

　事務所にご相談に見えられる方は、皆さん、心配事や不安を抱えていらっしゃいます。ご相談が終わってお帰りになる際、「相談して良かった、ホッとした」という言葉をいただくことがあります。事務所の目標に少し、近づけたかな、と思う瞬間です。「あそこに頼んだけど親切だったよー、って紹介されて来ました」とおしゃっていただいたこともありました。後でじわじわと感動がこみ上げ震えました。そんな声を、これからも大事にしていきたいと思います。